五行易(断易)とは?
    

前漢(紀元前200年頃)の時代に、京房が五行易を集大成する。
その後五行易は、道教の中に入ってしまうが、
「明」「清」の時代に実証性のあるものとして再び発展、
日本では足利時代より伝わり現代に至る。
別名「納甲易」「断易」「鬼谷子易」とも言う。


五行とは、木(もく)火(か)土(ど)金(きん)水(すい)のこと。

五行の本質は四季の消息観であり、
四季を五行に考えると木=春、火=夏、土=土用、金=秋、水=冬となる。
そのような考え方と十二支を使って判断をしていくのが「五行易」である。

占い方は、筮を立てて卦を出していくいたってシンプルかつ簡単である。
「五行易」の特徴として、
様々な占事に即対応でき吉凶の判断が明確であること。
また、バリエーションの多さと瞬時に出せるスピード感は
古典的な方法でありながら
まさに現代にマッチした占法であると言える。 
 by 雪之靜